外を歩いていても、テレビに映る芸能人でも、たまにそれらしい人を見かけますが、"あ。あの人..."と分かるような皮膚疾患の人を見付ける事があります。そんな特徴的な見た目からして分かる皮膚疾患とは、一般的に言う『アトピー』です。そのアトピーを患っている人なども含め、自分が気にしている事は、やはり人生の転機が訪れる時には特に気に留めてしまうように思います。
私の知人でもアトピーを患っている女性がいます。アトピー 治療をして今は随分治ってきて、結婚し、お子さんもいらっしゃる方です。その知人が働いていた頃の話です。ある日、買い物に出かけていたら美顔器の勧誘をされました。普段なら怪しんで買わない筈の彼女が、その頃、彼氏と結婚の話が出ていた事もあってつい高額な値段で買ってしまったと最近告白してくれました。恐らく、他人からすれば"何でそんな話に乗ってしまったのか""バカな話"と、呆れてしまう失敗談かも知れません。でも彼女自身にとっては、とても大きな問題だったんだと思います。それは自分たちにも当てはまるし、あり得る事です。一概にその行動が"バカ"とは言えません。
特に女性は、(できるか否かは別として)妊娠・出産という命を育てる役目も与えられています。アトピーは遺伝も関連した疾患だと言われている中で、"自分が産む事によってこの子に辛い思いをさせてしまうんのでは"と危惧する人もいるでしょう。私の周りで"アトピーってただ痒いだけじゃないの?まだ楽な方じゃない?"と言った人がいました。その時、私は症状よりもそれによるメンタルが大きく関与している疾患だという事も分かってあげようともしないその人に呆れました。
症状が重い・軽い、外見から見える・見えないを除いて、その人にとってはその疾患が大きく気持ちに関わっているかも知れないという事を分かっていないと偏見はなくなりません。人それぞれ、その病気や、やってしまった事にはちゃんと意味がある筈なので、思いやりのある言葉を心掛けていきたいものです。